ジーディス・P・バンカー。機動戦記ジーディスの主人公。Gundam Distortion(ガンダムの歪み。ガンダムを歪めるもの) Pile Bunker(パイルバンカー。打ち込む。ガンダム世界に歪みを打ち込む存在)
容姿がパッとしないので、せめて名前だけはカッコよさげな響きにした。でもGdisって名前としてジーディスとは読まないような気もするので、主人公の名前としてはJeedisとかのほうがいいのかもしれない。まぁどうでもいいや。
30歳。見た目ぽっちゃりのおっさん。丸メガネ。イラストの眼鏡と鼻の位置がおかしいけど気にしてはいけない。もとから実年齢より中年のおっさんぽいので、一年戦争後のZや逆シャアやUCの時代まで進んでも見た目はあまり変わらない。
気が弱い。妻帯者。一年戦争時、妻と娘は地球にいる。一年戦争後、妻と娘はサイド7グリーン・ノアへ移住。
地球連邦軍のそれなりの階級。モビルスーツ・パイロット。操縦技術は高い。戦闘は嫌い。座学が得意。理系。モビルスーツや兵器の運用知識に長けている。戦場でなければお手本どおりの優秀な操縦をするのでモビルスーツ開発チームのテストパイロットをしている。V作戦でホワイトベースに乗艦していた。
ヒステリックなブライトのことが嫌い。カイによく茶化される。セイラさんみたいな女性は怖いので話しかけない。スレッガーみたいなタイプは苦手。アムロ、ハヤト、フラウ・ボウ、ミライあたりは大丈夫。コック長のタムラと仲がいい。セキ大佐と技術的な話をするのが好き。
戦場の運用を全く考えず、ひたすら高機能と高性能だけを追求し、技術者の遊びに付き合わされてるかのようなガンダムを嫌っている。安定志向なのでジムが好き。格闘戦は嫌い。遠距離から間接攻撃したい。戦場ではよくパニクるので現場の戦闘能力は並みレベル。基本をきっちり守った操縦技術と、座学で鍛えた戦術は一級なので、落ち着けば勝機を見出す。
よく撃墜される。しかし、パトリック・コーラサワー並みに生還する。クラッシャー・ジーディス、サバイバー・ジーディス、ラッキー・ジーディスという良いんだか悪いんだかよくわからない二つ名があちこちの戦線で戦友から付けられる。なぜよく撃墜されるのかといえば、管理人が彼に次々と機体(特にジム系)を乗り変えてもらいたいため。
サイド7のザク襲撃では、正規のガンダム・パイロットが死亡したため、急遽ジーディスが搭乗することになりかけるが、アムロが勝手に乗り込んでしまった。オロオロしているうちにアムロが2機のザクを仕留める。
何とかホワイトベースに戻ったけどガンダムはアムロで操縦者がロックされてしまったので、ジーディスでは火器が一切使えない。もともとジーディスはガンダム嫌いなので、これ幸いとばかりにジムに搭乗。
ガンダムのアムロと共に赤い彗星シャアのザクと対峙。ビームスプレーガンは射程が短いので、まだ離れているスレンダーのザクは撃てないし、シャアはガンダムに接近して撃てないのでオロオロ。アムロがガンダムのビームライフルでスレンダーのザクをミドルレンジで一撃。ジムのビームスプレーガンとの威力の差に驚いたシャアは撤退する。
その戦いの後、V作戦でホワイトベースに最初から配備されていたガンキャノン203のパイロットになる。ただし、シャアの追撃で203は大破。機体を失う。
大気圏突入作戦時、間に合わせの実験機Z(ガンダム・ゼータ)で参戦。燃え尽きかけていたガンダムのアムロをコアファイターに分離させ、Zのウェイブライダーの背中に固定して降下する。
地球降下後は、ジムキャノン(と、他にも多数の機体)に搭乗。
ジャブロー戦のあと、ホワイトベースに新たに配備されたジムスナイパーカスタムに搭乗。格闘戦は怖いのでロングレンジの狙撃型に安堵する。しかし油断していたところを超高速のビグロに突かれ、早々に大破。
その後、サイド6の浮きドックでペルガミノから仕入れたパワードジム・カーディガンに搭乗。ホワイトベース隊いわく『こんな機体、誰も扱えない。今さら不慣れな機体は扱いたくない』という理由で任されてしまう。
コンスコン隊とソロモン戦を切り抜けたものの、ブラウ・ブロとの交戦でパワードジム・カーディガンは大破。
テキサスコロニー宙域でワッケイン艦隊からホワイトベースに向けて補給艦が発進。直後にワッケイン艦隊は全滅。輸送されたモビルスーツの中にあったジムキャノンIIが、一年戦争のジーディスにとって最後の機体となった。3機のジムキャノンIIは全てガンキャノンと同じ赤に塗られ、カイの108、ハヤトの109、ジーディスの203とナンバリングされてア・バオア・クー戦に赴いた。
ジーディスはア・バオア・クー戦でジムキャノンIIの武装を全て使い切った後、うっかりアムロのガンダムとジオングが戦う場面に出くわし、流れ弾(ビーム)で中破する。左腕はジオングの指ビーム、頭部はガンダムのビームライフルの流れ弾で破壊される。
最後はホワイトベースと全く違う場所で機体を失い、ア・バオア・クー内で迷子になっていた。アムロの声が聞こえたような気がしたけど、気のせいと思って聞き流してしまう。その後も何となく聞こえるような気がして、その通りに進んでみたら、アムロの声を聞いたというカイとハヤトの無線通話がヘルメット内に飛び込んできたので慌てて合流し、共に脱出した。
一年戦争後、ジーディスはティターンズのモビルスーツ開発に携わるため、一家でサイド7(グリーン・ノア)に移住。そこへ元ジオン残党が色濃く残る過激派テロ組織のエゥーゴが襲来。妻と娘は戦闘に巻き込まれ死亡。カミーユの操縦するガンダムMK-IIの下敷きになった。
二人の潰れた死体を見たジーディスは、敵(かたき)であるカミーユのガンダムを倒すため、自ら最前線でエゥーゴと対峙する道を選ぶ。修羅の復讐鬼としてティターンズのパイロットとなり、過激派テロ組織エゥーゴに下ったホワイトベース時代のかつての戦友と戦場で相まみえる。
Zジーディス世界で、ジーディスはジェリド、カクリコンと開発テスト要員同士で仲が良い。エマさんは気位が高くて苦手。自ら離反してテロリストとなるエマ・シーンの行動がジーディスは理解できない。
グリプス戦役ではティターンズに所属し、過激派テロ組織エゥーゴの壊滅を目指す。コロニーレーザー攻防戦で乗機を撃破され、脱出ポッドでさまよった挙げ句、サイド1シャングリラでジャンク屋のガロードに拾われる。別なジャンク屋勢力のジュドーが別の場所でヤザンの脱出ポッドを見つけ、ジーディスの知らないところでZZの話が始まる。
原隊のティターンズが壊滅し、ジーディスは地球連邦軍に戻るため、勝手知らないシャングリラでしばらくガロードやウィッツやロアビィと行動を共にする。そのうちにアーガマが寄港したことを知る。今度こそ娘メアリーの敵(かたき)を打つべくカミーユ殺害を企て、ガンダム強奪を企てるガロードと共に満身創痍のアーガマへと潜入する。(そこで同じ目的のジュドーと鉢合わせて大騒ぎになる)
旧WBクルーであるブライトとの再会や、精神崩壊して発狂したカミーユと、身を挺してかばおうとするファ・ユイリィの姿を見て、殺したいほど憎んでいたはずだったのに、もう彼を殺すことができないと悟ってしまった自分自身に悔し涙を流しながら、やりきれなさに嗚咽する。
その後、エゥーゴ壊滅で同じように行き場を無くしたブライトが、まだ利用価値ありと判断された地球連邦軍の制服組に召喚される。ジーディスも成り行きで乗艦し、同行する。ジュドーやガロードのジャンク屋連中もアーガマに乗艦し、シャングリラを後にする。
運にステ振りしてあるので、一年戦争、デラーズ紛争、グリプス戦役、ペズンの反乱、第一次ネオ・ジオン抗争、第二次ネオ・ジオン抗争、ラプラス戦争を最前線で生き抜く。その秘密はジーディスの娘の名前にある。
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